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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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「ない」ことの表現

私たちは記憶が「ない」ということを,どのようにして表現できるだろうか。屁理屈のように聞こえるかもしれないが,かつてフランスの哲学者ベルクソンが指摘したように,そこに何かがあったからこそ,そこで何かが失われたことがわかるのである。「ない」ことを表象するには,言語や数字のゼロのような記号の働きによるしかない。

小田中章浩 (2013). フィクションの中の記憶喪失 世界思想社 pp.186
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