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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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逆推論のみ

公平を期すために言っておくが,逆推論の手法自体には,そこで研究が打ち止めにならないかぎり,何の問題もない。それどころか,この手法からは,有益な仮説を生み出す貴重な出発点が得られることが多い。そして,その仮説は,のちほど体系的な実験で試すことができる。あいにく,マスメディアの注意を惹く傾向にある研究は,逆推論のみに基づいた結論を売り物にしている。

サリー・サテル スコット・O・リリエンフェルド 柴田裕之(訳) (2015). その<脳科学>にご用心:脳画像で心はわかるのか 紀伊國屋書店 pp.45
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