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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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お金の使い道を

 生きているあいだにいくら金を儲けたとしても,それをあの世にもっていくことはできない。生きているうちに使わなければ,それは別の誰かのものになる。どうせなら,もっと多くの人たちに役立って欲しい。そうした思いを実現する寄進という行為は,人が生きた証としての意味をもつ。
 葬式は,いくら金をかけてもその場かぎりのもので何も残らない。参列した人々の記憶に残るだけである。
 ならば,具体的に死後に何かを残した方がいい。それだけの経済力があるのなら,葬式に金をかけるよりも,よほど有意義なはずである。

島田裕巳 (2010). 葬式は,要らない 幻冬舎 p.172
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