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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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子ども=人的資源

 1900年以降,学校は非人間的な場所になっていった。そこでは,子どもたちは「人的資源」と見なされた。この言葉を耳にするとき,あなたの前には,第4の目的にかなった。多くの労働者がいるはずだ。それまでのアメリカでは,子どもは個性や自立を期待されて育ったが,人的資源としての子どもたちは,「職場」に合わせて形作られることになる。
 その職場とは,ほとんどの場合,大企業や主要政府機関である。

ジョン・テイラー・ガット 高尾菜つこ(訳) (2006). バカをつくる学校:義務教育には秘密がある 成甲書房 pp.63
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