じゃあ,嫌いなヤツだから付き合わなくていいかっていうと,それもダメだと思うんですよ。「嫌いだからこいつのことは見ない」じゃいけないと思いますね。嫌いなら「嫌い」っていう目線でその人を見ていかないといけないし。嫌いでも使えそうなら,付き合わないといけないんですよね。嫌いだからって付き合わないでいると,いつ敵に回って足元すくわれるかわかんないですからね。そういう意味でも一応は付き合っておいたほうがいいんです。
そこで,「嫌いなヤツと付き合うにはどうしたらいいか?」っていうと,顔の筋肉を鍛えといて,ずっと笑ってりゃ大丈夫だと思うんですけどね。とりあえず笑顔でいりゃなんとかなるっていう程度の付き合いでいいんですよ。深く付き合う必要ないんで。表面上仲良くしとけばいいんです。
そこは多少は努力が必要ですけどね。身体鍛えるより,顔の筋肉鍛えろ!!っていう。「こいつは役に立つんだから」と思って付き合うしかないですね。そこは割り切って。
有吉弘行 (2010). お前なんかもう死んでいる:プロ一発屋に学ぶ50の法則 双葉社 pp.165
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