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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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外見からは見えにくい

 我々が学生の頃,まだ,自分の講義ノートを授業時間中,淡々と読んでいくだけの先生がいて授業への興味が湧かなかったが,その先生たちは筆者などよりもっと授業へのやる気が低かったのだろうか。しかし,一方で講義ノートに書かれたことがそのまま本として出版されたという話も聞いた。だとすれば,その時,学制であった我々は最新の知見を授業で聞いていたことになり,それを講義すべく先生が精魂を傾けておられたことになる。淡々と読んでいくという表現のしかたとは逆に,新しい知見を教授していこうという授業に対する並々ならぬやる気があったのかもしれない。やる気は外見からは妥当性のある判断ができないことがある。

速水敏彦 (2012). 感情的動機づけ理論の展開:やる気の素顔 ナカニシヤ出版 pp.18
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