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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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入試がなくても選抜できる理由

 アメリカで各大学に入試がなくても選抜ができるのは,全国統一テストと高校の成績や調査書に大きく依存しているからだ。その点,日本を考えると,全国統一テストを志向したのが「共通一次試験」「センター試験」だったのだがその役割を果たせず,大学側の高校への不信感は強く,その成績や調査書は参考程度にとどまっているのが現状だろう。SFCではむしろ,高校側との対決姿勢すら示していた。
 SFCのAO入試がアメリカのAO選抜と共通しているのは,書類の評価による点と,事務職員がかかわる点ぐらいだろう。しかし,違いは大きすぎて比較しようもない。

中井浩一 (2007). 大学入試の戦後史:受験地獄から全入時代へ 中央公論新社 pp.111-112
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