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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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カトリックとプロテスタント

ここまで議論したことをまとめると,16世紀のカトリックのミッション活動はキリスト教(カトリック)とヨーロッパ文明の絶対的優位を信じた上で,現地の人々はその優位を認めることを説得するという上からの目線であったし,やや押しつけがましい側面があった。一方の19世紀のアメリカを中心にしたプロテスタントにあっては,必ずしもキリスト教や西欧文明の絶対優位をかざさず,現地の宗教・文明をも尊重しながらのミッション活動であった。従って押しつけがましいところはできるだけ避ける方針であったとも言える。

橘木俊詔 (2013). 宗教と学校 河出書房新社 pp.103
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