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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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何をしに行くのか

「スクールカースト」の中で感じる劣等感,そして優越感さえも,きっとこうした小さな小さな事柄の積み重ねでできています。おとなたちから見れば,非常にささいなことかもしれませんが,彼らにとって,学校は行くことが当然で,逃げることが難しい場所ですから,こうしたことが「ささいなこと」では済まされないということも容易に想像できます。
 こうした現状を考えると,学校はどのような意味を持つ場なのか,ということを,今いちど考え直さずにはいられません。彼らはいったい,「学校へ何をしに行っているのか?」……そう言い換えることも可能だと思います。

鈴木 翔 (2012). 教室内カースト 光文社 pp.67
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