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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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確率的に見る

ベイズの定理を使うときには,世の中を確率的に見ることが要求される。たとえ確率の問題だとは思いたくないような問題でもだ。形而上的に考えれば世界は不確実であるといった立場をとる必要はない。ラプラスは,惑星の軌道から分子の動きにいたるまで,すべてはニュートンの法則に支配されていると考えていたにもかかわらず,ベイズの定理の発展に寄与した。ベイズの定理が取り組んでいるのは認識論的な不確実性——人間の知識の限界——なのである。

ネイト・シルバー 川添節子(訳) (2013). シグナル&ノイズ:天才データアナリストの「予測学」 日経BP社 pp.271
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