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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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擬人化

意思に基づく意識的な行動と,習慣的あるいは機械的な行動とを見分けるのは,ときに難しい。わたしたち人間は,行動は意識的に動機づけられたものだと信じる傾向があまりに強いため,自分自身の行動だけでなく,動物界に見られる行動にも意識の存在を読み取ってしまう。もちろん,ペットに対してはとりわけそうする。これを「擬人化」という。あのカメは捕虜と同じくらい勇敢だし,ネコは飼い主が出かけようとすると怒ってスーツケースにおしっこをかけるし,イヌはちゃんとした理由があって郵便屋を憎んでいるにちがいない,といったように。

レナード・ムロディナウ 水谷淳(訳) (2013). しらずしらず:あなたの9割を支配する「無意識」を科学する ダイヤモンド社 pp.6
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