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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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流暢さ効果

同様の実験として,別の被験者に,レシピの代わりにある運動のしかたを1ページで説明したものを見せても,似たような結果が得られた。読みにくいフォントで運動のしかたが印刷されていたほうが,被験者はその運動をより難しいと評価し,試したいと答える割合も低かった。心理学者はこれを「流暢さ効果(fluency effect)」と呼んでいる。情報の形態が理解しにくいものであると,その情報の内容に関する判断に影響が及ぶのだ。

レナード・ムロディナウ 水谷淳(訳) (2013). しらずしらず:あなたの9割を支配する「無意識」を科学する ダイヤモンド社 pp.21
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