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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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帰属意識は強力

数多くの研究から裏付けられているとおり,グループ単位の社会的帰属意識はきわめて強力であり,たとえ「彼ら」と「自分たち」を区別する規則がコイン投げに近いものであっても,わたしたちは「彼ら」と「自分たち」をひいきする。取るに足らない違いに基づいて自分がどのグループに属しているかを判断するだけでなく,たとえ,どのグループに属しているかが,何か重要な,または意味のある個性とまったく関係がなくても,それぞれのグループのメンバーを違うふうに見てしまうのだ。

レナード・ムロディナウ 水谷淳(訳) (2013). しらずしらず:あなたの9割を支配する「無意識」を科学する ダイヤモンド社 pp.256
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