忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

警戒感

ただ,国立大学だった時代でも,「同じ釜の飯」といっても,教職員の中でも教官と技官や事務官とではかなり意味合いが違った。教官の場合,そもそも大学の自治という意識が強いので,文部省はその自治を侵したり圧迫したりするとことという警戒感が,特に文系学部には濃厚に漂っていた。また,大学には教官,技官,事務官の序列で階級があると言われるほどで,教官は一般的に気位が高く,学内で技官や事務官を見下す傾向があった。わたしの父も,わたしが文部省に入るまではそうした言動がしょっちゅうだった。

寺脇 研 (2013). 文部科学省:「三流官庁」の知られざる素顔 中央公論新社 pp.59
PR

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]