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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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まれな治療法

これから記すのは例外で,普通に行われていたことではない。アルブカシスは傷の治療のため,切り裂いたカエル,切り刻んだカニ肉とトカゲで軟膏を作った。傷を縫合するためにジョン・オブ・マーフィードはクモの糸を使った。アルブカシスは,飢えたサスライアリに腸の傷口を噛ませ,その頭部だけを残すことで縫合を行った。この3つの治療方法はすべて効果があったそうで,アリを使う方法は今もある。

ネイサン・ベロフスキー 伊藤はるみ(訳) (2014). 「最悪」の医療の歴史 原書房 pp.41
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