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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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骨相学

骨相学の父祖とされるドイツ人のフランツ・ジョセフ・ガルと同僚のユハン・ガスパー・シュプルツハイムは,彼らの説がキリスト教に反するとして,1801年にはオーストリアに入ることを禁止された。2人は数年にわたって,ヨーロッパで各地で講演をし,最後にパリへ着く頃にはころにはかなり有名になっていた。そのころまでには,ガルとシュプルツハイムは一般の人以外に殺人犯や強盗犯の脳も研究していた。ガルは,脳内の“物欲性向の器官”が大きいと人は盗みを行うとし,“獲得性向の器官”によっても窃盗が促されるとした。頭蓋上部にあるとされる“殺人性向の器官”とは異なり,“窃盗性向の器官”は側頭部にあると説明した。

レイチェル・シュタイア 黒川由美(訳) 万引きの歴史 太田出版 pp.53
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