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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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7つの大罪に対する罰

初期のキリスト教徒たちはまた,拷問を当然の報いだとして称賛した。ほとんどの人は,西暦590年にローマ教皇グレゴリウス1世が定めた7つの大罪というのを聞いたことがあるだろう。だがそれらの罪を犯した者に地獄で下される罰について知る人は,そう多くはない。

 高慢 車裂きの刑
 嫉妬 凍りつく水の中に入れる
 大食 ネズミ,カエル,ヘビを無理やり食べさせる
 色欲 地獄の責め苦を味わわせる
 憤怒 生きたまま身体を切断
 強欲 煮えたぎる油の入った大釜に入れる
 怠惰 ヘビ穴に投げ込む

 これらの刑罰はもちろん無限に続けられる。

スティーブン・ピンカー 幾島幸子・塩原通緒(訳) (2015). 暴力の人類史 上巻 青土社 pp.51-52
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