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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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あくびの抑制

私たちは伝染性のある反応,その無意識のコントロール,そして社会的背景の重要性にさらなる脆弱性があることをあらわす証拠を研究室の外で得ることになった。あくびは観察されている。あるいはその可能性を疑うときでさえ,強い自己認識によって抑制されるのだ。私が目視観察やビデオ撮影の代わりにボタンを押してあくびを自己申告する方法を用いた理由はここにあった。私のあくびの研究が有力なメディアに注目されたため(彼らはこのような話に大変熱心に興味を持つ),私はこの抑制が働くところを目撃する経験をした。

ロバート・R・プロヴァイン 赤松眞紀(訳) (2013). あくびはどうして伝染するのか:人間のおかしな行動を科学する 青土社 pp.29
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