忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

歴史の反復?

 当時のアメリカの指導的心理学者スタンリー・ホールは,1904年に,一般論として次のように述べた。「大部分の野蛮人は,ほとんどの点で子どもだ。ところが性的には成熟しているので,正確に言えば,青年期でいつづける大人だ」(1904年,第2巻,649ページ)と。彼の一番弟子のA・F・チェンバレンは温情主義をとり,「原始的な人たちのいない世界は,全体としては,まさに子どもの恩恵を知らない小さな世界のようなものだ」と語った。

スティーヴン・J・グールド 鈴木善次・森脇靖子(訳) (2008). 人間の測りまちがい:差別の科学史 上 河出書房新社 p.225
PR

TRACKBACK

Trackback URL:

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]