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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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不安と衝動

心の問題には多数の種類があります。じつは,心の問題について,似たもの同士を整理すると,大きくふたつに分かれるという研究があります。
 ひとつは,「背景に不安があるもの」,もうひとつは,「衝動を抑えられないことを特徴とするもの」であるというのです。したがって,すべての心の問題は不安が主な要因であるとはいえません。
 反社会的なタイプの心の問題は,不安よりも衝動のコントロールを問題とするグループに入っています。つまり,こと反社会的なパーソナリティを背景とする犯罪は,不安が主な要因ではないことが多いのです。

杉浦義典 (2015). 他人を傷つけても平気な人たち 河出書房新社 pp.33
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