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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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精神と学識の対立

「勉強もせずに!」これこそ,大覚醒の中心問題のひとつに迫るものだとチョーンシーは断言する。彼によれば「前の時代」の過ち,つまり「聖書以外の書物は要らない」と言った異端派や素人説教師の過ちがくり返されつつあるのだ。「彼らは説教には学問は要らないといった。そして彼らのなかには,学識に頼る牧師より,「精神」の上で上手に説教できる者もいると言ってのけた。あたかも「精神」と学識が対立するかのように」。これが復興論者の根本的過ちだとチョーンシーは考えていた。

リチャード・ホフスタッター 田村哲夫(訳) (2003). アメリカの反知性主義 みすず書房 pp.61-62
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