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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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客観性と文脈

また,心理学の研究は客観性が求められますが,それを突き詰めすぎると,三人称的なかかわりで,文化社会的な要素を一切排除した脱文脈的なものとなります。それを防ぐ一つの方法として,実験だけに限らず,観察との併用が有益と思われます。観察される知見と実験での課題通過の年齢があまりに食い違うようであれば,実験そのものに問題があることも視野に入れるべきでしょう。

林 創 (2016). 子どもの社会的な心の発達:コミュニケーションのめばえと深まり 金子書房 pp. 39
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