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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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女性の活躍

リリアンの目から見たヴァイマール共和国での生活におけるもうひとつの印象的な側面は,女性の役割だった。リリアンが渡独した当時,国会には36名の女性議員がおり,この数は他のどの国よりも多かった。女性は大学で多岐にわたる学科——法律,経済,歴史,工学——を学んでおり,かつては男性に独占されていた職にも就いていた。さらにリリアンはベルリンで「一人前の屠殺人」にも会っている。マルガリーテ・コーンというこの女性は,木槌をひと振りしただけで雄牛を殺すことができたという。「ヴァイマール時代のドイツでは,女性は自分のやりたいことができた」とリリアンは書いている。

アンドリュー・ナゴルスキ 北村京子(訳) (2014). ヒトラーランド:ナチの台頭を目撃した人々 作品社 pp.79
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