忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Well-being

ウェルビーイングとは,まさにその構成からして「天気」や「自由」のようなものだ。1つの尺度だけでは完全には定義しきれない(「完全に定義する」を専門用語では「操作可能」と言う)。だが,いくつかのものがウェルビーイングに関係しているのであって,それらがウェルビーイングの要素であり,それぞれ測定できるものだ。
 対照的に,幸福理論では,人生の満足度が幸せを操作するが,それはちょうど気温と風速が体感温度を決めるようなものだ。ここで肝要なのは,ウェルビーイングの要素そのものが異なる種類のものだ,ということだ。ウェルビーイングの要素の場合には,最初の幸福理論のように,ポジティブ感情,エンゲージメント,意味・意義をめぐる思考や感情についての自己報告にとどまらない。

マーティン・セリグマン 宇野カオリ(訳) (2014). ポジティブ心理学の挑戦:“幸福”から“持続的幸福”へ ディスカヴァー・トゥエンティワン pp.32
PR

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]