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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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確かに,何も知らないことについて頭を働かせるのは難しい。それが面白いことだと想像できないからだ。あるいは,学び始めたら壮大さや難しさのせいで挫折するのではないかと怖じ気づいてしまうこともある。反対に,すでに知り尽くしているという自負がある事柄については,さらに知りたいとは思わないだろう。これら2つの領域の中間にあるのが,学習意欲を研究する専門家たちが「学習の最近接領域」と呼ぶものである。ここではわかりやすいように「好奇心の領域」と呼ぶことにしよう。好奇心の領域はすでに知っている領域の先と,十分に知っていると感じている領域の手前にある。

イアン・レズリー 須川綾子(訳) (2016). 子どもは40000回質問する:あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力 光文社 pp.83
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