忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

背景に基づく空想

想像力豊かな人はよく夢のなかでひらめきを得るが,だからといって夢を見ること自体を創造的な活動と考えるのは正しくない。教育論について著書のある教師のデイジー・クリストドゥルは,生徒に「デザイナーのように考える」ことを求め,空想にふけるように指導する学校の取組を紹介して支持している。彼女が指摘するように,専門家と素人では空想にふけるといってもその中身はまるでちがう。熟練デザイナーの場合,膨大な量の背景知識と身に染みついた経験が蓄えられているため,それが空想へと流れ込んでくるのだ。

イアン・レズリー 須川綾子(訳) (2016). 子どもは40000回質問する:あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力 光文社 pp.239-240
PR

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]