読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。
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平時ならば,頼まれてもいないことをするのは差し出がましいのではないか?押し付けがましいのではないか?という気持ちが先に立つものと思う。だが本当に追い込まれた人間は,助けての声が出なくなる。そして,「してほしいことある?」と聞かずに一方的にやってくれることが,ようやく助けての声を絞り出すためのプロセスになる。
何より,暖かくありがたいのだ。
鈴木大介 (2016). 脳が壊れた 新潮社 pp.221