忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

粘り強いマインドセット

 では,生徒に粘り強い行動をさせるにはどうしたらいいのか?ファリントンが調査から引き出した結論によれば,「学業のための粘り強さ」の背後にあるカギは,「学業のためのマインドセット(心のありよう)」,つまり子どもたちそれぞれの姿勢や自己認識である。ファリントンは生徒のマインドセットに関する大量の研究から,カギとなる四つの信念を抽出した。生徒たちの教室でのがんばりに最も大きく貢献する信念である。



 (1)私はこの学校に所属している。


 (2)私の能力は努力によって伸びる。


 (3)私はこれを成功させることができる。


 (4)この勉強は私にとって価値がある。



 生徒たちが授業中にこの信念を持っていられれば,そこで出くわす課題や失敗を乗り越えられる。この信念がなければ,最初の困難がちらりと見えたところであきらめてしまうかもしれない。



ポール・タフ (2017). 私たちは子どもに何ができるのか 非認知能力を育み,格差に挑む 英知出版 pp. 109


PR

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]