読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。
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プリンストンで驚いたのは,3年に一度の頻度でサバティカルが取れる制度が機能していることだった。3年教えれば1学期間は有給のサバティカルをとる権利が生じ,無給でよければ1年間の権利を手にできる。研究費を確保すれば3年ごとに研究に専念する時間を確保できるわけだ。若手の場合はそれ以上の頻度で優遇される場合もあるという。何冊も本を出している教授がいるのは,まさにサバティカルが頻繁にとれるという制度のおかげなのかもしれない。
佐藤 仁 (2017). 教えてみた「米国トップ校」 KADOKAWA pp. 165