読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。
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労働法の権利行使は,「社会人としてのマナー」である。
なぜなら,「企業に入ったら法律など関係ない。とにかく言われた通り頑張るべきだ」という発想では,本当は「社会人としての責任」を取ることができないからだ。うつ病の場合がわかりやすい。ブラック企業は長時間労働の末に,精神疾患になるまで働かせる。だから,「頑張っていればいい」では済まないし,「自己責任」などはとることもできない。
今野晴貴 (2015). ブラック企業2:「虐待型管理」の真相 文藝春秋 pp. 239