読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。
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ここまで,人類進化を,「初期の猿人」「猿人」「原人」「旧人」「新人」という5段階の呼び名を使って説明してきた。けれど,今の国際的な人類学では,猿人や,原人といった日本語に相当する言葉は使われない。むしろ,種,属,といった単位,あるいは系統関係を直接,参照するのが普通になっているのだ。
川端裕人(著) 海部陽介(監修) (2017). 我々はなぜ我々だけなのか:アジアから消えた多様な「人類」たち 講談社 pp. 44