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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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食べられる

 古生物学の証拠からは,ヒト科もヒヒのような霊長類も,古代の捕食者に常習的に食べられていたという推論が裏づけられる。剣歯ネコや剣歯ネコモドキ,ハンティングハイエナ,ブチハイエナ,ヒョウなどが食べた獲物の残骸が遺物群となって残っているが,そのなかから初期ヒト科の一種であるアウストラロピテクスもヒヒも見つかっている。この南アフリカで見つかった化石証拠は,100万〜200万年前の間にヒョウが初期ヒト科とヒヒを大規模に捕食していたという説を後押しする。
ドナ・ハート ロバート・W・サスマン 伊藤伸子(訳) (2007). ヒトは食べられて進化した 化学同人 pp. 7

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