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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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可処分所得の増減

 重要なのは,かつて裕福だったものの,現在ではそうではない家庭では探求行為が減るという点だ。つまり裕福な家庭が,貧しい家庭とは異なる探求行為を伝統的に続けているというわけではない。家族の習慣は,可処分所得の量がどの程度かによって変わる。事実,可処分所得の量と探求行為の量の関係は,高い精度で予測が可能だ。可処分所得が増加すると,それに応じて交流における多様性や,訪れる店舗の多様性も増える。
アレックス・ペントランド 小林啓倫(訳) (2015). ソーシャル物理学:「良いアイデアはいかに広がるか」の新しい科学 草思社 pp. 197

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