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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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現代の骨相学者

 新骨相学者たちは,IQと,前頭葉および頭頂葉の大きさとのあいだに相関があることを示した。この相関は,IQと脳の全体としてのサイズとの相関よりもわずかながら大きく,知能に関しては,これらの領域が特に重要だとする説とも合致する(それに対して後頭葉と側頭葉は,主に感覚的な能力,たとえば視角や聴覚のような能力をつかさどっている)。とはいえその相関は,がっかりするほど弱いのだが……。
セバスチャン・スン 青木薫(訳) (2015). コネクトーム:脳の配線はどのように「わたし」をつくり出すのか 草思社 pp. 51

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