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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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繰り返し逐次的に活性

 二つのニューロンが繰り返し同時に活性化されるなら,それらのあいだの接続は双方向に強化される。
 可塑性に関するこのルールは,ポップシンガーとそのボーイフレンドの場合のように,繰り返し同時に起こる二つの観念を結びつけるときにはうまく当てはまる。逐次的に現れる場合については,コネクショニズムの支持者たちは次のルールを提案した。
 二つのニューロンが繰り返し逐次的に活性化されるなら,第一のニューロンから第二のニューロンへの接続が強化される。
 ところで,これら二つのルールでは,接続の強化は永続的なものであるか,あるいは少なくとも長期的なものであり,その結果として連想は記憶にとどめられるものと仮定されている。
セバスチャン・スン 青木薫(訳) (2015). コネクトーム:脳の配線はどのように「わたし」をつくり出すのか 草思社 pp. 149-150

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