忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

間違った思い込みはやめるべき

 機械化や遺伝子改変技術の革新が進むことによって,世界中の農業国で規模の拡大,人手減らしが進行しています。農民1人当たり日本の20倍以上の農地を持っているアメリカやオーストラリアでも,さらに規模が拡大し続けているのです。
 今後はアメリカのライバルとしてブラジルが登場する可能性が大ですが,ブラジルの農作物の生産コストはアメリカよりさらに低いのです。日本の農家も規模拡大路線をとれとよく言われていますが,日本の農家が少々規模を大きくしたところで,彼らに追いつくことは不可能なのです。
 穀物のような基礎食糧の分野では,日本は世界の農業大国には到底かないません。
 日本政府はもう,「何かのときに,食糧を輸入できなくなるかも知れない」という間違った思い込みにもとづいた政策をやめるべきです。

川島博之 (2009). 「食料危機」をあおってはいけない 文藝春秋 p.230
PR

TRACKBACK

Trackback URL:

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]