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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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発声とジェスチャーの干渉

 指示的ジェスチャーには発声の先駆けになったことを示す側面がある。ジェスチャーと発声を同時に行うとき,例えば二重課題で,画面に出てきたシンボルの名前を言うことと,そのシンボルに対応した手の形をつくることを同時に行うとき,発声とジェスチャーが干渉し合うことがある。ただし干渉の程度は等しくないようだ。ジェスチャーのせいで発声はわずかに遅くなるが,ジェスチャーが発声の課題のせいで遅くなることはない。また,説明のためのジェスチャーは関連する発声に先立って行われ,後になることはない。また,ジェスチャーは単語検索を促進することも知られている。これらの現象はジェスチャーがコミュニケーションの体系の中にしっかりと確立されていることを示す。おそらく進化の過程に原因を見つけることができるだろう。

マイケル・コーバリス 大久保街亜(訳) (2008).言葉は身振りから進化した:進化心理学が探る言語の起源 勁草書房 pp.167-168
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