忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

論文のネットワーク

 この問題を研究するために,ウッツィは「最高の」科学研究の指標として引用数を用いた。科学の世界では,引用は称賛,あるいは少なくとも注目の表れだからだ。ウッツィは,1945年から2005年までに世界各国で発表された科学論文2100万本と,ある15年間に出願された特許190万件のデータを収集した。そして,個人で書かれたものとチームで書かれたものを比較した。引用数を質の目安にしたところ,総じて個人の業績よりもチームの業績のほうが優れていて,科学的にも重要だと判断できた。

ニコラス・A・クリスタキス,ジェイムズ・H・ファウラー 鬼澤忍(訳) (2010). つながり:社会的ネットワークの驚くべき力 講談社 pp.211-212
(Christakis, N. A. & Fowler, J. H. (2009). Connected: The Surprising Power of Our Social Networks and How They Shape Our Lives. New York: Little, Brown and Company.)
PR

TRACKBACK

Trackback URL:

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]