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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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契約書の欠如

 驚くべきことに,これまでの日本の出版界では,著者と契約書を交わしていなくとも,本が出版されてきた。日本はアメリカのような契約社会ではなく,著者と信頼関係さえ築ければ,口約束でも本は出せた。
 その意味で,出版社と著者は持ちつ持たれつの「牧歌的な関係」のなかにあった。私が週刊誌の編集部から書籍部門に異動したのは1999年のことだったが,そのとき,引き継いだ既刊本について契約書をチェックしたところ,なんと約3割の本に出版契約書が存在しなかった。あったとしても,日本書籍出版協会(書協)によって作成された一般的な出版契約書であり,本来ならこれを書籍固有の事情,あるいは出版社固有の事情によってアレンジすべきものなのに,そのまま使っていた。

山田順 (2011). 出版大崩壊:電子書籍の罠 文藝春秋 pp.140
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