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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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地球の皮膚

 土壌とはまさに地球の皮膚——地質学と生物学が出会う場所だ。数十センチ以内ということは,土壌が占めるのは地球の半径6380キロメートルのうち,1000万分の1をわずかに超えるにすぎない。一方,人間の皮膚は厚さ2ミリメートルほど,平均的な身長の人間の1000万分の1弱である。割合から言えば,地球の皮膚は人間の皮膚よりもはるかに薄く,壊れやすい層なのだ。身体を保護する役割を持つ人間の皮膚とは違い,土壌は岩石を砕く破壊力を持った覆いとして機能する。地球の誕生以来,土壌生成と侵食のバランスのおかげで,生命は風化した岩石の薄い殻を頼りに生きてこられたのだ。

デイビッド・モンゴメリー 片岡夏実(訳) (2010). 土の文明史:ローマ帝国,マヤ文明を滅ぼし,米国,中国を衰退させる土の話 築地書館 pp.30
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