忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

消去法の欠点

 しかし,消去法による判断は本来,「こうしたい」という意志に合致するものがないとき,あるいは自分でも何をしたいのかわからないときの苦肉の策に過ぎない。決して望ましい判断方法ではないのだ。
 また,消去法による判断ばかりしていると,1つの困った傾向が生じてくる。それは,「どのような結果が出ても満足感が得られないため判断することが面倒くさくなってしまう」ということである。「自分は,これをやりたかったわけではない。予想通りの結果は出たが,別の案を採用していれば,もっとよい結果が得られたかもしれない」。どのような結果が出てもこのような思いが湧いてくるため,消去法による判断では,最終的に満足感や達成感を得ることができない。そして,時間をかけて検討することが無意味に思えて,判断すること自体を避ける傾向が出てきてしまう。

深田和範 (2010). マネジメント信仰が会社を滅ぼす 新潮社 pp.37-38
PR

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]