忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

リクルートの手のひら

 さて,フリーターという言葉が世間に登場したのはバブル経済の最中である,1987年のこと。当時の就職事情は大卒,高卒ともに売り手市場。卒業したら会社に就職するのがまだ当たり前という時代だった。「フリーター」という言葉は元々アルバイトで生計を立てている若者の間で使われていた言葉だったようだが,それに目を付けたのはアルバイト雑誌『フロム・エー』を出版していたリクルートだ。表向きにフリーターという言葉が使われたのは,1987年に公開された横山博人監督の映画『フリーター』だ。この映画はリクルートの出資により制作されたものだ。映画がヒットし,フリーターという働き方が若者の憧れになれば,アルバイトの求人誌という市場は大きくなる。そういう抜け目のないところはさすがリクルート。この国の労働観はある意味,リクルートの手のひらの中で転がされてきた。

速水健朗 (2008). 自分探しが止まらない ソフトバンク クリエイティブ pp.86
PR

TRACKBACK

Trackback URL:

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]