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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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マンネリは必要

 だからよくマンネリと言われたけど,僕は笑いにはマンネリは絶対に必要だと思う。
 お客さんにすれば,「多分こうするよ,ほらやった」と自分も一緒になって喜ぶ笑いと,「意表を突かれた,そう来たか」とびっくりする笑いの2種類あると思う。全部意表を突かれてしまうと,お客さんも見ていて疲れてしまうだろう。
 今の若い芸人は意表をつく笑いの方が多いようだけど,僕は新しいことにプラスしてお客さんが期待している通りの笑いも必要だと思う。
 「待ってました」とか「おなじみ」という笑いをバカにしちゃいけない。
 それにマンネリになるまでやり続けられるというのは,実はすごいことだ。今は歌でもなんでもマンネリまでいかないうちに終わっちゃう。マンネリはやっぱりひとつの宝だ。

志村けん (2002). 変なおじさん[完全版] 新潮社 pp.57-58
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