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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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大盤振る舞い

 科試の成績は歳試と同じように6等に分かち,1,2等の優等生は問題なく郷試に赴く資格を与える。もっともこの資格はただ1回かぎりのものである。第3等は上位の5名ないしは10名だけ郷試に応ずる資格を与えるが,それ以下は不合格である。しかし郷試の直前に,学政がもう1度彼らを集めて補欠試験を行ない,各府ごとに前の合格者とほぼ同数の者を通過させる。ただしこれは試験場の収容可能人員をにらみ合わせた上である。
 郷試に赴く資格を認められた生員を挙子という。挙子の数は,郷試に合格を予定された定員1名につき,その54倍ないしは88倍と定められているが,もし試験場に余裕があればさらに挙子をふやすことができる。これを大収,大盤ぶるまいと称した。結局合格者1人につきおよそ100倍の挙子が郷試に赴くことになるのが常である。

宮崎市定 (1963). 科挙:中国の試験地獄 中央公論社 pp.56

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