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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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アウシュビッツ

 否定論者の間で重宝された「ロイヒター報告」であったが,ロイヒターは現存する“ガス室”を視認し,「“ガス室”には密閉性がなくガスが漏れる」だの「ガスの排気ができないため遺体処分は不可能」と論じていた。
 現在我々が見ることのできる建造物“アウシュヴィッツ”は,ナチスが破壊した建物を収容者の記憶に基づき再建したものであり,これを見て当時の稼働状況を推測するのは基礎知識のない人だけだ。大体,“アウシュビッツ記念館”にはここが戦後再建されたものだという説明があるのだ。残存する建物の残骸からも,レンガの隙間をコンクリートで埋め通気を遮断してあったことや,換気装置の痕跡が確認できる。そしてその換気装置は設計図にも存在していた。

ASIOS・奥菜秀次・水野俊平 (2011). 検証 陰謀論はどこまで真実か パーセントで判定 文芸社 pp.150-151
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