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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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ワーキングメモリ容量

 現代の教育理論のいくつかでは,子供は小さな研究者であるべきで,自ら問題を探し出し,最終的にそれを解く知識を探すとされる。すばらしいことだ。しかし,ワーキングメモリ能力が弱ければ,こういう教え方は悲惨な結果を生むだろう。材料を自身で整理するためには,ワーキングメモリにプランを保持している必要がある。教師が子供にするべきことを指示するよりよほど難しい。さらに,たくさんの子どもが,それぞれに好きな課題をやっている場合,教室の騒がしさのレベルはずっと高くなる。この点を考えると,このような教え方は,単にワーキングメモリの負担を増やすだけで,ADHDの子どもはさらに大幅に立ち遅れてしまうことに鳴る。

ターケル・クリングバーグ 苧阪直行(訳) (2011). オーバーフローする脳:ワーキングメモリの限界への挑戦 新曜社 pp.135-136
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