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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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成果の評価

移民の子どもや,親の失業などによってハンディキャップをもった子どもに対しては,それを補填するために,他のオランダ人の子どもよりも割高の教育費が支給されるということです。この他にも,移民の子どもやその親たちに対しては,無料で受けることができるオランダ語の授業が実施されるなど,さまざまな教育的な配慮を伴った政策がとられています。
 このように,それぞれの子どもが自分なりの学習の成果を評価される仕組みを持っていると,学校のなかでの自尊感情を保てるため,いじめなどの,他人の自尊感情を下げることで満足を得ようとする行動が起こりにくくなるのではないかと思われます。

古荘純一 (2009). 日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか:精神科医の現場報告 光文社 pp.93-94
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