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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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先入観

コペルニクスの『天球の回転について』を読んでいて気づくことは,彼の頭のなかにはつねに,この世界を支配しているのが神(もちろんこの場合はキリスト教的な神ですが)である,という基本図式が存在していたことです。その基本図式から外れたことを,何1つコペルニクスは考えたことがないのです。この世界を神が造ったこと,そのとき神は整然とした秩序をこの世界に与えたこと,そうした美しい神の秩序は,自然のなかの至るところに読みとることができること,こうした基本図式こそ,コペルニクスの「先入観」であり「偏見」でありました。

村上陽一郎 (1979). 新しい科学論:「事実」は理論をたおせるか 講談社 pp.104
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