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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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強制的な輸血

証人たちからすると,強制的な輸血は身体的なレイプと同じである。だから信者が意識から回復して強制的に輸血をされたと知ると,大きなショックと怒りと悲しみを感じる。これが原因で信者が病院を訴訟したケースは数多くある。読者からすると,狂った人に思えるかもしれないが,世の中には大義のためになら死を厭わない人がいるのだ。自殺テロを志願するイスラム教徒がそうだし,戦時中であれば特攻を志願した勇士もそうだ。

佐藤典雅 (2013). ドアの向こうのカルト:九歳から三五歳まで過ごしたエホバの証人の記録 河出書房新社 pp.205
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