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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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知能の影響

平均以下の知能指数の者は,正直な子どもよりも嘘をつく子どもの方に多く見られた。もっとも知能指数が低い子どもたちのうち,およそ3分の1が嘘をつきカンニングを行っていた。また,もっとも知能指数が高い子どもたちの中に,嘘をついたりカンニングをしたりする者は1人もいなかった。こうした2つの極端な例の中間に位置する子どもたちの場合でさえ,数値は一貫して,知能指数が高いほど嘘をつく子どもの占める割合が低くなることを示している。つまり,頭の良い子どもほど嘘をつく割合は少ないという結論が出されたのだ。このことは,過去50年間に行なわれてきた子どもの知能に関する研究のほぼすべてで確証されてきた。

ポール・エクマン 菅靖彦(訳) (2009). 子どもはなぜ嘘をつくのか 河出書房新社 pp.71
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